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本来なら金曜ロードショーの前にやるつもりだったのですが、
地元富山出身の細田守監督作品「サマーウォーズ」について
今回はやってみようと思いマス
さて最近、ドンドン注目を集め、
「ポスト宮崎駿」なんて言われたりもする細田氏。
フリーになっての第一弾「時をかける少女」がヒットして
今作「サマーウォーズ」も何やら賞を取ったそうで・・・
やはり勝因(?)としては、
いわゆる「影無し作画」といわれるフラットな絵柄と
時折現れるコミカルな表現が
いい意味で「万人受け」したからでは・・・と。
氏のやりたい事はわかるし、
そういうものづくりへの取り組み方はすごいと思う。
でも!やっぱりボクにはしっくりこないんだよな・・・。
連載の第1回目を書いた頃、
「サマーウォーズ」を初めて見る機会があったんですね。
で、その時まっさきに感じたのは
「なんだ、『ボクらのウォーゲーム』を長くしただけじゃないか」
ってコトだったんです。
まず「ヒトではない電脳上の怪物」が突如現れ、
「ネットのあらゆるものを飲み込み」
「遊びの延長線上で世界を滅ぼそうとする」。
しかも「危機を脱するには何億ものなかからたったひとつを探すしかない」
と来たモンだ。
もう、まぁったく一緒じゃぁないか!
でもね、この筋書き自体はイイと思うんス。
ただ、「ボクらの~」は割と気に入ったんだけど、
「サマー~」はどうにも、すんなりとは好きになれない・・・。
それはどうしてか?
やっぱり「大家族」という根本的なテーマが
ボクには邪魔になってるような気がするんですよネ
せっかくのシナリオが、
たくさんの登場人物のためにゴチャゴチャして見えちゃうんデス
やっぱり「なぜ大家族をテーマとした作品が少ないか」と考えると
わかるように、早い話が、難しいんですかね?
それぞれのキャラクターに個性と印象を持たせ、
なおかつ話の流れが目立たなくならぬようバランスを取る、
それが出来ればよかったんですけどねぇ~
(ボクにはもっと無理ですが・・・)
また、あえて挙げるなら
あの「実写を用いた背景」というのがボクにはよくわかりません・・・。
よくわかりませんが、
多分あぁゆうのって実写画像をPCで加工して使ってるんですよね?
それに対して、例の「影無し作画」が浮いてるように感じるのデス
せっかく簡略化してわかりやすくしたキャラクターが
背景との相乗効果で、もはや「非現実的」にまでなってしまい、
ストーリーに入りにくくしているというか・・・。
やはりキャラクターには「記号+α」が必要ということなのでしょうか?
まぁ、いかにキャラクターに「血を通わす」というのが
難しいかってコトなのでしょう。
とか何とか言ってますが、
結局のところは「サマー~」は大ヒットだったわけだし、
こんな風に違和感感じるヒトもほとんどいないのだろうけれども、
ひとまず今回は「斜に構える」というスタンスの元、
思ったとおりに書いてみました。
だからといってブログが炎上したりなんてまずないだろうし、
まともに読んでくれるヒトもまずいないだろうけど、
もし読んでくれるヒトがいたならば、それだけでもありがたいデス
と、言う訳で
3回に渡ってわかったような風に書いてみましたが、
これで終わりにしようと思います。
(今日からは、ちゃんと勉強しよ・・・)