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先日、大学の授業に
庵野秀明と
樋口真嗣と
尾上克郎が来るという、
なんともラッキーな機会があったのですが、
そこでチラッと見せてもらったのが
今、東京都現代美術館でやっている「特撮博物館」の短編映画
「巨神兵 東京に現わる」(の一部)とメイキング映像でした。
あまりのクオリティ…というか特撮の実力に圧倒され、
これはぜひ博物館にも行かねば!と思ったのです。

正直、特撮映画は見ていて「ちゃっちいなぁ」と冷めてしまう派で
CGとか積極的に使った平成ガメラの2と3くらいしか
良いなと思ったものがなかったので、
前半に並ぶウルトラマンや轟天号の展示は
「頑張ったんだなぁ」くらいの感想だったのです。

が、やっぱり今回の新作「巨神兵~」はすごかった!
全部で9分チョイと短いので、
ストーリーではなく画を観る映画でしたが、
あの、立体化しにくそうな、かっこよくもない巨神兵が
東京を火の海にしていく様は、
潔いまでに破壊的で、そして興奮するものでした。

ただし!
今回の短編は、それ自体よりも
そのメイキングを観ることにこそ意味がありそうです。
具体的に劇中用いられた特撮技法などには触れませんが、
この短編のテーマが「CG禁止」だったとだけ書きます。
たぶん、短編中のあちこちで
最近よくみるCGが見て取れるかもしれませんが、
実はそれも特撮(=実際にカメラで撮った映像)なんです!
メイキングを観たときの衝撃のほうがスゴイのです。


それではこれ以降、
(撮影許可ゾーンで撮った)写真たちを載せてみます。

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大学近くの名画座
「Dancer in the Dark」の公開が今日までだったので
授業の合間に観に行きました、ちょい遅刻しましたが。

Björkのソロアルバムはほとんど全部聴いてきたし、
「Dancer~」のサントラ、「Selmasongs」
Björkのなかでは比較的聴きやすいアルバムだったから
好きだったし、なんども聴いたけど、
映画公開が日本で2000年だからまだ小さくって
観たことがなかったのです。(ツタヤにもないし)

それで、この機会を逃したら次はないだろう、と
観に行ったわけですが……


この映画に限ったわけじゃないけど
どうしても重い映画は引きずってしまって…。

いままで歌詞の意味も知らず、音だけで楽しんでいたものが
ストーリーをもって突きつけられると、
楽しい空想の世界の歌のはずなのに、どうしても悲しいばかりで…。
知らなかったという意味では「107 steps」がいちばん辛かったです。

あえてストーリーに触れるならば、
確かにすべてが悪い方向に進んでいったセルマは
かわいそうではあったかもしれないけれども、
彼女に限らず、登場人物全員が間違っていた…というか
正しい人なんて一人もいなかったんじゃないか、と。


飾り気などないし、
カメラアングルは癖があるし、
ハンディカメラで撮ったであろう手振れも強いし、
最後まで悲しい悲しい話ではあるけど、
セルマ(Björk)の歌だけがひとつの救いとなってくれている……
そんな140分です。
映画を観る機会は限られていますが、
まずはBjörkのアルバム「Selmasongs」を聴いてみてください。
そしてもし映画を観ることができたら、
良くも悪くも、だまされた…と思うかもしれません。

でも、Björkの歌声を嫌いになることはないでしょう。

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うぅぅぅ・・・
"アーティスト"よかったぁ~~
120503_162654.jpg




































久しぶりの映画だったからかもしれないし
最近心が弱ってたからかもしれないけれど、
もう涙腺がゆるゆるに・・・。
 
 
基本はサイレント映画俳優を映したサイレント映画なんだけど、
オレも理解不足だったのは、BGMはあるってこと。
考えてみりゃ当然だけど、「サイレントだから・・・」と誤解してる人もいるし
人に勧める上で大事な点だったかも。
 
そして、それでもやっぱりあくまでも、2012年の映画だってこと。
これは観てもらわないと伝わらないけど、
「悪夢」とだけ言っときましょうか。
あれは不気味だった。
 
 
まぁ内容は言っても仕方ないけど、
これから観る人、まだ観てない人は
"雨に唄えば"も観るとより楽しめるかも・・・?
これはカラーだしトーキー(?)だしミュージカルだけど
同じ時代の似たような悩みを持つサイレント映画俳優と恋人を
明るく描いて・・・というか両映画のラストからすると
恐らく"アーティスト"はオマージュだったんだろうなぁ・・・とか
いろいろ考えたりもできますし。
 
 
そんな訳で今回の映画は当たりでした!
こういうのを劇場で観られたのは、ホントによかった!!

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まぁ、学校名は出しませんが
今行ってる大学には学部と関係なしにとれる授業ってのがあって
(もちろん単位も出ます)
みんな試験が楽なのとか出欠確認がユルいやつとか取ってるんですけど、
ボクはひとつだけ、本当に勉強したくて取ったのがあるんです。
それが「マスターズ・オブ・シネマ」ってカッコつけた名前の映画講座で、
毎回、何か映画を観て(希望者)その後に関係者(監督・プロデューサect.)
の話と質疑応答…という流れなのですが、

1回目はウチの教授の安藤紘平
2回目が石川光久・沖浦啓之(「ももへの手紙」を公開前に観賞!)
3回目の今日が亀山千広(「踊る大捜査線」プロデューサ)

という出だしから豪華な感じ…!


結構人数もいるし、なかなか質疑応答は当ててもらえないけど
話聞いてるだけでも楽しいし(結構ポロっと新作の話とか聞けるし)
なにより毎週タダで映画を観れるのがすごく魅力的!
別に映画家志望の人ばかりの授業でもなく
純粋に「映画を好きになる授業」といった感じでしょうか?

次回は「テルマエ・ロマネ」を作った人が来るそうな。
そして今後は久石譲だとか庵野秀明・樋口真嗣だとかも来るそうな!
(別にアニメがメインの講座ではないけれども。)

土曜日の授業って避ける人も多いけど、
これはホントに取ってよかった!!…というただの自慢話でした(←

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今日もまた映画の話デス
えぇ、ろくに勉強してませんとも。
ホントはこんなドコじゃないのかも知れないけど、
あいにく自覚が薄くて危機感も感じない始末。
こりゃまた後になって大慌てするクチですな。


こないだ触れた「インセプション」のクリストファー=ノーラン監督の
新生バットマン第2作「ダークナイト」
前作「バットマン・ビギンズ」はちらとしか観てないのですが、
スーツの下は生身の人間という、バットマンの「弱さ」が
物語全体を支えている印象でした。
その上でバットモービルやバットポッドみたいなマシーンが
リアルかつダイナミックに動く感じが格好よさを出してたのでは・・・?
02572-13batman.jpg














ただ作品中、あくまで違法に犯罪者を粛清しているバットマンに対する
ゴッサムシティ市民の眼はかなり厳しいです。
そうした報われないヒーロー(=ダークナイト)として
バットマンを描いているのですが、
ジョーカーやトゥーフェイスの狂気や、あまりにも報われなさ過ぎな展開に
かなり憂鬱になる後味ですね・・・。
でも逆に、バットマンの苦悩を描くという意味では大成功してると思いマス

全体的に浮き沈みに乏しい話で、ついつい見逃しがちですが、
実は随所に細かい描写があったりして内容は濃いかも?
その上で150分ですから、これは腰据えて夜観るのをオススメします。
(観た後しばらく立ち直るのに時間がかかりますから)

あと、一部にIMAXという高解像度フィルムを使ってるので、
BD版だと画面サイズがちょくちょく変わります。
(普通のフィルムはレターボックスで黒帯が入る)
でも慣れればほとんど気になりません。話に熱中してるから。
多少ツギハギでもアナログの最高品質を目指したこだわりを感じマス


同じノーラン作品でも、
楽しさを求めるなら「インセプション」
悲しみを求めるなら「ダークナイト」でしょうか・・・?

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