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アニメの次は白黒映画ということで・・・・・・
「2001年宇宙の旅」で有名なスタンリー=キューブリックの映画
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて
水爆を愛するようになったか」
の話デス

出だしからして、やけに長いタイトルで抵抗を感じるかもしれませんが、
「2001年~」とは打って変わって
ブラックコメディだし、流れもわかりやすくて観易いんじゃないかな?


あらすじとしては、

東西冷戦のさなか、ある米軍基地の将軍が
「水道の消毒用フッ素化合物は、
共産主義者が我々の体液を侵すために入れている」
という陰謀論に囚われてソ連に核攻撃を発令し、基地を封鎖してしまう。

しかも原爆を積んだ爆撃機には特殊な暗号装置が付いていて、
将軍しか知らない3つのアルファベットを入力しないと
引き返し命令の無線さえ受け付けないようになっていた。

一方、軍の会議室では大統領出席の下、解決策が考えられていた。
ソ連の大使を招き、ホットラインでソ連首相とも話し合われるのだが、
そこでソ連は最終兵器「皆殺し装置」の存在を明かす。
ドイツから帰化した米軍科学顧問のストレンジラブ博士によると
その完全自動の報復装置は、死の灰を地球全体に撒き散らし、
すべての生物を抹殺してしまうという。

しかし基地では、
偶然将軍室で将軍と2人きりになってしまった英国空軍の大佐が、
なんとか将軍を説得しようとするが、将軍は髭を剃りつつ自殺してしまう。
将軍を止めようとする空挺部隊と基地のを守る兵士との間で
身内同士の殺し合いが広がる中、大佐は将軍の話から暗号を弾き出す。
と同時に密室に空挺部隊が突入。
大佐は部屋から解放され、暗号を大統領に伝える。

こうして無事爆撃機は引き返し、事態は解決したかに見えた。
しかし、暗号装置の故障した最後の1機がまだ進攻していると言う。
大統領はやむなくソ連軍による迎撃を要請するが、
爆撃機の隊員の「活躍」によって、ついに原爆が投下されてしまう・・・。

絶望に暮れる会議室で、ストレンジラブ博士は意気揚々と提言した、
「優秀な男子と魅力ある女子を地下に避難させればいいのだ」と・・・・・・


日本人としては、原爆を笑いのタネにするのは抵抗があるけど、
将軍室・会議室・爆撃機の3つの密室での
登場人物たちのやり取りはすごい面白いデス
特にストレンジラブ博士。車椅子なんだけど、元ナチス党員だったらしく、
大統領にナチス式の右手を掲げる敬礼をしそうになって、
その手を必死に押さえ付ける姿はマッドな科学者を通り越してて、
笑えるような、もはや怖いような・・・とにかく役者さんの熱演が凄いっ!


ただ、最後は音楽と共に原爆の爆発映像が繰り返すんだけど、
おしゃれではあるが、それだけで済ましてイイのかなぁ、と。
そこら辺が日本人との原爆に対する意識の差かのかなぁ~なんて。

ただ、途中で白黒だなんて気付かなくなるくらい面白いし、
ブラックな笑いを一度はご賞味を・・・!

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