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本来なら金曜ロードショーの前にやるつもりだったのですが、
地元富山出身の細田守監督作品「サマーウォーズ」について
今回はやってみようと思いマス
20100806_4L.jpg














 

 



さて最近、ドンドン注目を集め、
「ポスト宮崎駿」なんて言われたりもする細田氏。
フリーになっての第一弾「時をかける少女」がヒットして
今作「サマーウォーズ」も何やら賞を取ったそうで・・・
やはり勝因(?)としては、
いわゆる「影無し作画」といわれるフラットな絵柄と
時折現れるコミカルな表現が
いい意味で「万人受け」したからでは・・・と。

氏のやりたい事はわかるし、
そういうものづくりへの取り組み方はすごいと思う。
でも!やっぱりボクにはしっくりこないんだよな・・・。


連載の第1回目を書いた頃、
「サマーウォーズ」を初めて見る機会があったんですね。
で、その時まっさきに感じたのは
「なんだ、『ボクらのウォーゲーム』を長くしただけじゃないか」
ってコトだったんです。

まず「ヒトではない電脳上の怪物」が突如現れ、
「ネットのあらゆるものを飲み込み」
「遊びの延長線上で世界を滅ぼそうとする」。
しかも「危機を脱するには何億ものなかからたったひとつを探すしかない」
と来たモンだ。
もう、まぁったく一緒じゃぁないか!

でもね、この筋書き自体はイイと思うんス。
ただ、「ボクらの~」は割と気に入ったんだけど、
「サマー~」はどうにも、すんなりとは好きになれない・・・。
それはどうしてか?

やっぱり「大家族」という根本的なテーマが
ボクには邪魔になってるような気がするんですよネ
せっかくのシナリオが、
たくさんの登場人物のためにゴチャゴチャして見えちゃうんデス
やっぱり「なぜ大家族をテーマとした作品が少ないか」と考えると
わかるように、早い話が、難しいんですかね?
それぞれのキャラクターに個性と印象を持たせ、
なおかつ話の流れが目立たなくならぬようバランスを取る、
それが出来ればよかったんですけどねぇ~
(ボクにはもっと無理ですが・・・)


また、あえて挙げるなら
あの「実写を用いた背景」というのがボクにはよくわかりません・・・。

よくわかりませんが、
多分あぁゆうのって実写画像をPCで加工して使ってるんですよね?
それに対して、例の「影無し作画」が浮いてるように感じるのデス
せっかく簡略化してわかりやすくしたキャラクターが
背景との相乗効果で、もはや「非現実的」にまでなってしまい、
ストーリーに入りにくくしているというか・・・。

やはりキャラクターには「記号+α」が必要ということなのでしょうか?
まぁ、いかにキャラクターに「血を通わす」というのが
難しいかってコトなのでしょう。


とか何とか言ってますが、
結局のところは「サマー~」は大ヒットだったわけだし、
こんな風に違和感感じるヒトもほとんどいないのだろうけれども、
ひとまず今回は「斜に構える」というスタンスの元、
思ったとおりに書いてみました。
だからといってブログが炎上したりなんてまずないだろうし、
まともに読んでくれるヒトもまずいないだろうけど、
もし読んでくれるヒトがいたならば、それだけでもありがたいデス

と、言う訳で
3回に渡ってわかったような風に書いてみましたが、
これで終わりにしようと思います。
(今日からは、ちゃんと勉強しよ・・・)

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さて連載2回目でございます。


先週までの金曜ロードショーは「アリエッティ」公開にあわせて
4週連続ジブリ特集をやってた訳デス

で、先週最後にやったのが、「となりのトトロ」
みんな1度は観たコトあるんじゃないかしら?
ボクも「ナウシカ」「ラピュタ」みたいな
(どっちかってぇと)アクション系に分類されるのも好きだけど
トトロみたいな穏やかなのも好きだなぁ~

ただ、宮崎駿のヒロインってどんな作品でも
気丈で、「脚が速い」ですよネ(笑
サツキは松郷から七国山まで走るし、
ナウシカ、サンあたりは戦闘能力も抜群ですから。
やっぱり話によると、宮崎氏の演習の特徴として
「人物が走るコトで物語を展開させる」というのがあるそうな。
そう言われれば、「カリオストロの城」のルパンも
「千と千尋の神隠し」の千尋も走ってましたよネ


そうやっていろんな作品が作られましたが、
ボクの中で「トトロ」ほど登場人物とシンクロするのはないデス
ナウシカが王蟲に跳ね飛ばされ、ポルコが川から離陸したりしても、
西日のなか、メイを捜して走り回るシーンには敵いませんわ・・・。
ホント心臓が縮みそうになるんですモン
なんて言うんですかね、何か失敗しちゃった時の
血の気が「サァァ」って引いてくあの感じを思い出すんですよねぇ~


ボクは信じてないのですが、
世間には「ホントは怖いとなりのトトロ」なるものがありまして・・・
そのコトを母に話してみると
「そういうのが出来る位の不確定さがイイんじゃない?」と・・・。
なるほどそぉゆうのもアリなんスね
変に「せっかくの作品を変に解釈すんな!」とか思うよりも
そういう噂も丸め込んでしまう包容力を見るべきなのかも?


で、今「借り暮らしのアリエッティ」をやっとりますが、
ボクは観る気が起きないのデス
まぁボクだけ前売券を買ってもらえなかったっちゅうのもありますが、
それより、監督が宮崎氏じゃない上に
観てきた家族の評価がズタボロだったのが大きいですネ

観た訳でもなく、原作も序盤で断念してるボクが
とやかく言うのもどうかと思いますが、
どうも話を聞いてると、「トトロ」と同じ系統らしく
その上「トトロ」のほうが面白い、と・・・。
まぁ母は特別、原作に思い入れがあるらしいので
冷静な判断かどうかはわかりませんが、
多分、わざわざツタヤで借りなくとも
1度金曜ロードショーで観れば十分な位なのでは・・・
という見当を立てておりマス


しかしなかなか有望な新人は現れませんネ
まぁ時代が次の方向へと向かっていると考えればそれまでですが、
キャラクター造形とかシナリオ構成とかではなく、
もっと奥底の、いつの時代にも変わらない「何か」を
受け継ぐ誰かが出てきてほしいと思うのデス

・・・そうゆう訳で次回は、
地元富山出身のアニメ監督、細田守の「サマーウォーズ」を
でしゃばり覚悟でバッサリ斬ってみようと思います。
(次回予告なんてしても意味ないのにネ)

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1週間ぶりほどでしょうか?お久しぶりデス

さて、この1週間、いろいろあったのですが
なかなか乗り気になれなくてですネ
溜まりに溜まったモノを今回一気に書くつもりなのですが、
恐らく2・3回くらいの連載になるかと・・・。

ま、後半に行くに連れてタイトルの意味もわかるはず・・・?


さて、前回ナウシカがウンヌンと言ってたと思いますが、
その日の内にアマゾンから届きまして・・・。
100717_135530_ed.jpg













いやはや、青い・・・(笑


ムフフフフ・・・ナウシカ、すごいわ

今回、いわゆる「お色直し」というのはしてなくてですね、
極力、公開当時のフィルムでの映像に近づけよう
というスタンスだったらしいのですが、
この際、内容に関して触れるのはまた今度にしといて、
今、あえて書くとすれば・・・
「青」へのこだわりを感じるってコトでしょうか?

・・・とにかく「青」がきれいなんです。
ケースからしてきれいな青なんですが、
王蟲の眼や青空の青が、ひとつひとつきれいなんですわ!
やっぱりナウシカの物語では
「青」がひとつのテーマとなっているからなのでしょうか?


で、今回、発売前からアマゾンのサイトには
いろいろとコメントが寄せられてたのですが、
やっぱりみなさん「どうせBDにするなら5.1chくらい…」とか
ぽちぽち物足りなさを感じてたみたいなんですね。
まぁ、ボクもちょっと物足りないかな~なんて
買うまでは思ってたりもしてたんですが、
このBD、5.1chはないけど、ジブリ定番の絵コンテはモチロン
当時、巨神兵のシーンで原画をやり、
今では日本を代表するアニメ監督となった庵野秀明
片山一良(知らんなぁ)のオーディオコメンタリー(要は副音声)とか
鈴木敏夫との対談といった、「音声特典」がついてまして、
これまた、えらい参考になったなぁ…と。

特にオーディオコメンタリーについてなんですが、
まぁ、基本は本編に合わせて、庵野・片山両氏が
「宮さん(宮崎駿)、こぉゆうトコすごいわ…」とか
「あ、信地旋回!これ描くの大変なんだよねぇ」とか
結構のんびりとした雰囲気なんですが、
そんな中でちょくちょく「アニメは記号論」という話が出まして…

素人考えなりに、ボクもその点ではすごい考えさせられた、というか
やっぱり、今のアニメってどうしても、「ロボット」とか「美少女」とか
「記号的な」モノばかりを揃えた作品ばかりのような気がして…。
確かにアニメーションってのは、
そういう「記号」によって成り立つ表現方法であるとは思うけど、
問題はそれらの「記号」のなかに、
いかに「内容」を持たせるか、だと思うのデス。

まぁ、そうポンポン宮崎駿のような人物が出てきたら
それはそれで怖いのですが、
やっぱり今のアニメは娯楽でも芸術でもない
「アニメ産業」という名の1ビジネスに成り下がってしまった気がします。

ボクも確かにエヴァで言うトコの、
「エントリープラグ挿入」とか「活動限界タイマー」みたいな
「表面的なかっこよさ」も好きですけど、あれってのは、
作る側も「表面的だ」と割り切って作ってるからイイ訳で、
そういう意味で「感動作」とか自分で言っちゃってるのって
ボク、ホント頭に来るんスよね(怒


…なんだかまた、くどくど書いちゃいましたが、
あと2回ほどこんな雰囲気続くかと思いますが、ご勘弁を…。
そしたら次は、戸隠への宿泊学習とフジロックがありますから(笑

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昨日の金曜ロードショーは「ハウルの動く城」でしたネ・・・。

普段、ジブリファンを語ってるように見えるかも知れませんが、
ハッキリ言っちゃえば「ハウル」とか「ポニョ」って
あんまり・・・というか、かなり好きじゃないんデス

またボクの悪い癖、「変化に適応出来ない」
が出てくるからかも知れませんが、
何だか違和感を感じるんデス、最近の作品は・・・・・・

「ハウル」は何だか「死」の色が強すぎるというか
「必死に瞬く生命の輝き」みたいなのが感じられないんですよねぇ~
何だか「死」に対して無条件に諦めてる、というか・・・。
(ま、1回位しか観てないんで偉そうなコト言えませんが)


ただ「ポニョ」に関しては、昨日チラリと読んだ
「虫眼とアニ眼」のおかげで少しわかったんですが、
最初「ポニョ」観たとき
「何で老人ホームが出てきたんだろ?」って、
「なんだか宮崎監督らしくないな」って思ってたんデス

でもあれは、宮崎氏のいろんな形の提案だったんですネ
世間一般では「全部手書き」ってトコが取り上げられてたけど、
ああいう、ある種「生と死が混然一体となった社会」みたいなのを
宮崎氏は表現したかったのかなぁ~、なんて。


もう遠回しな表現しないで書いちゃいますが、
こないだ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観たんです。
で、なんでも今回、新たに「エヴァ」を作り直すに当たって
「当時TVで出来なかったコトを新たな技術で・・・」っていうのが
コンセプトとしてあったらしく、
初号機とかって全部CGだったんですよネ

CGってなんだか「経費削減」ってイメージを持ってたし、
セルアニメで一部だけCGだと浮いて見えちゃってたんですけど、
そういう意味であれは実によくできてたと思う。

確かに「トップをねらえ!」とかは
みーんな手書きでやってて、それでも十分表現出来てたけど、
「CGでしか出来ない表現」という意味としては
ひとつの技法としてCGもアリなのかな、とも思うのデス


過剰な変化は、
観客を戸惑わせ、眼を眩ませ、業界全体のレベルを落とすけど、
新たな挑戦が、
表現の幅を広げ、興味を引き、発展のチャンスとなるのです・・・・・・
て、なんだかハッキリしない言い回しになりましたが、
早い話が、
安直でステレオタイプな今のアニメは危ないぞっ!と言いたいのデス


ま、ボクはナウシカのBDが観られればそれでイイんスけどネ(笑

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このブログってどちらかと言うと、
写真とかリンクとか多い方なのかな~と思うんですが、
基本的にリンク先って
①過去の記事
②アマゾン
のどちらかくらいなんですネ

で、そうやって買いもしないのにアマゾン見てると
ひょんなモノみつけたりするんスねぇ~


さて、前置きはさておき、
今日は大友克洋繋がりです、江口寿史とのコラボ「老人Z」っ!
rjz.jpg












 



・・・と言ったはイイものの、
正直それほどのもんじゃなかったんですわ・・・(笑
ま、かるーく昔懐かしい('91年制作だそうな)雰囲気のなか、
江口氏の描くヒロインが
大友氏定番のうぞうぞぉっとした機械相手に頑張る
そんな「高齢化社会アニメ」と考えてもらえば・・・・・・
(めちゃくちゃだなぁ)


「スチームボーイ」とかも実は映画館で観たりもしてるくらいで
大友氏についてはそこそこ知識もあったんですが、
江口氏はと言うと、
ウチにあった2冊位しか読んだことなくって・・・。
でもこれでわかった!
多分「可愛い女の子が描ける」ヒトなんだろう!きっと・・・。
確かに可愛く描いてあるわな?
(声はキャピキャピし過ぎてたけど・・・)


ま、また今度「ストップ!!ひばりくん!」とやらでも
読んでみようかしらん?
 

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